
研究目的
【ウイメンズヘルス分野】人工物を使った泌尿器科・婦人科手術は様々な問題を起こしてきました。私たちは、人工物に頼らない、副作用のない、身体にやさしい、効果的な治療方法の研究を続けます。特に、レーザー・エネルギーへの生体への影響とテストステロンを中心に進めています。
【メンズヘルス分野】男性更年期の症状が、新型コロナウイルスパンデミック以来増えてきています。そのメカニズムと治療法を研究します。ウイメンズヘルスと同様に、テストステロンを中心に検討していきます。
現在の研究テーマ
現在進行中の研究内容をお知らせします。臨床研究に関する開示やオプトアウトについても説明しております。
研究の背景
この研究室で扱っている研究について、病気の概念や、科学的な意味について、わかりやすく解説をします。
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研究課題1 腹圧性尿失禁に対する性器健康状態改善
腹圧性尿失禁は膣健康状態が良くない人が多いことがわかっています。そこで、膣レーザーを用いることで、膣の健康状態が改善すると隣接する尿道の細胞の合成を促し、尿道のゆらぎをささえるような丈夫さが出てきます。
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研究課題2:混合性尿失禁に対する性器健康状態改善
混合性尿失禁は、女性の尿もれで最も多いタイプです。 加齢や出産、肥満などによる骨盤底筋の緩み、脳・脊髄神経の病気など様々な要因が複合的に関連して起こります。この研究では、膀胱および膀胱の隣接臓器が原因でおこる尿失禁を扱います。
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研究課題3:間質性膀胱炎に対する性器健康状態改善
間質性膀胱炎は、確立した治療法はなく、対症的な治療に留まっているのが現状です。そこで、その原因を性器全体の健康状態に考えたのがこの研究です。
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研究課題4
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研究課題5
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研究課題6
研究成果
論文として発表された私たちの研究結果を見てください

代表研究者
奥井伸雄(神奈川歯科大学教授)
2022年日本メンズヘルス医学会会長
よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック
046-897-9061(研究室直通)
この研究が成功すると、こんな未来の可能性がある
この研究がすすめば、全身の病気に対して治療をすすめることができます。
たとえば、歯科領域であればインプラント周囲炎、心臓領域であれば心筋梗塞後の再生、応用できる分野は広いと思われます。